「カーリースって、走行距離制限あるのか…」
「自由に走れないのは、不便だよな…」
カーリース(車サブスク)を検討してる方は、このように思った方も多いのではないでしょうか。
確かに、“走行距離制限”がある…という点だけ見ると、契約車にとって“デメリット”なのは否定できません。
ただ実は、「走行距離制限は、そこまで気にしなくてもいい!」というのも事実なんです。
「走行距離制限があるから、リース契約を迷っていた…」
という方は、ぜひ今回の内容を参考に検討してみてください。
カーリース(車サブスク)の「走行距離制限」とは
カーリース(車サブスク)でよく見る「走行距離制限」とは、契約中にどれだけ走っていいか?を定めた制約のことです。
ただし、最初に定められた走行距離制限をオーバーしても、走行が禁止されるわけではなく、制限を超えた分の追加料金が発生する…という仕組みになっています。
走行距離制限がある「理由」を一言でいえば、車の劣化をできるだけ抑えるのが目的です。
カーリースのように、契約終了後に“返却”するサービスの場合、安い料金で無制限に貸してしまうと、(極端な話)人によっては廃車寸前まで使い込まれてしまう場合があります。
そういった過度な利用を防ぐため、業者側で走行距離制限を設けている…ということですね。
(※なので、サブスク業者でよく見る「車もらえるプラン」で契約すれば、走行距離制限もなくなることが普通です。)
カーリース(車サブスク)走行距離制限で“知っておくべき”3つのこと!
ではここから、カーリース(車サブスク)の「走行距離制限で知っておくべきこと」を3つ紹介していきます。
それぞれ、リース契約前に頭に入れておくと役立ちますので、ぜひ参考にしてみてください。
❶:「月ごとに制限されてる」わけではない!
まず、カーリース(車サブスク)走行距離制限で知っておくべきこととして、
⇒「走行距離制限は、月ごとに制限されてるわけではない!」という点です。
よく、リース業者のサイトを見ていると、走行距離制限「月○○km」と記載されてることも多いですが、
実際のところ、カーリース(車サブスク)では、×月ごとに制限されてるわけではなく×契約期間全体で制限距離が定められています。
つまり、ある月でその制限をオーバーしてしまったとしても、次の月に調整すれば、問題ないわけです。
ですので、「普段はそんな長い距離は乗らないけど、たまに車で旅行など遠出をする…」というライフスタイルであれば、“短めの走行距離”で契約しても問題ない可能性は十分あります。
そういった点も考慮しながら、走行距離制限を設定してみることをおすすめします。
❷:超過した時の「追加料金の目安」~意外と安い~
また、カーリース(車サブスク)の走行距離制限では、
⇒「超過時の追加料金(目安)」についても把握しておくのがいいでしょう。
先ほど、「走行距離制限は、全体で調整すれば問題ない…」とお話ししましたが、
ぶっちゃけた話、少し制限オーバーしてしまったとしても、そんな心配はいりません。
というのも、超過時の追加料金は、そこまで高くないからです。
カーリース(車サブスク)業者によって追加料金は異なりますが、「目安(平均)」としては以下のようになっています。
↓↓
「走行距離制限」と言われると、絶対にオーバーしてはいけない制約のようにも感じてきますが、実際はそこまで不安になる必要はない…というわけですね。
ですので、×走行距離制限を気にして、旅行に行かない…×なんてことはしなくてOKです👍
❸:業者によって「下限値・上限値」が違う
そして、カーリース(車サブスク)の走行距離制限では、
⇒「業者によって、下限値・上限値が違う…」という点も注意しておきましょう。
カーリース(車サブスク)の走行距離制限は、基本的に「月500km~3,000km」の範囲になっていることが多くなっています。
ただ、このサービス(業者)によって、設定値何kmで契約できるかは異なっています。
もちろん、これら走行距離制限は、長い距離で契約するほど高くなり、短い距離で契約するほど安くなるのが普通です。
ですので、自分の利用目的や必要な距離に応じて、適切な業者やプランを選ぶことがお得にリース契約するためのコツとなります。
✓走行距離の「平均(目安)」は?【月・年】
車の走行距離は人それぞれ違いますが、以下に「目安(平均)」を示しておきますので参考にしてみてください。
↓↓
上記の基準を参考にしてみると、多くの方が月500km前後の走行距離となっています。
(※先ほどのアンケート調査によると、この方々は通勤・通学での距離が片道30分程度。買い物などがメインの方は「月250~400km」程度と回答していました。)
月1,000km超えての走行ともなると、通勤・通学の距離が、片道1時間は軽く超える方々のようです。
このデータを見ると、カーリース(車サブスク)業者が提供している、
“最低ラインの走行距離制限(月500km)”で契約しても、問題ない方は多いかもしれませんね。
✓重要なのは「自分の走行距離(日常)」を調べること!
今回は「カーリース(車サブスク)の走行距離制限」について解説してきましたが、
⇒最も重要なのは「日常的に使っている走行距離を、事前に調べてから契約する!」ということです。
人によって、どの距離を測定するかは異なりますが、
例えば、、
・家から「会社まで」の距離
・家から「(よく行く)スーパーまで」の距離
といった感じで、リースする車を“どこで使うのか?”で測定するのがおすすめです。
そうすることで、「意外と、月500kmでもいいかも…」といったことが見えてくるので、より安い料金でリース契約を結ぶことができます。
今は「スマホの地図アプリ」などで簡単に距離を調べられるので、ぜひ試してみてください。
「走行距離制限なしで契約できるカーリース(車サブスク)」も別記事で紹介しています。