「リースとローンって、何が違うの?」
車購入を検討してる時、このように思ったことはありませんか?
確かに「リース」と「ローン」は、どっちも同じような“定額払い”を続けていくので、どっちが良いのか迷ってしまいますよね。
「できれば、お得なほうで契約したい…」
このように思うのは当然かと思います。
「リースとローン、どっちにするか…」
と迷っていた方は、ぜひ今回の比較内容を参考に検討してみてください。
【比較】カーリース(車サブスク)とローンの違い
ではここから、「カーリース(車サブスク)」と「カーローン」の違いについて解説していきましょう。
まず初めに、リース・ローンの内容を比べてまとめた「比較表」が以下になります。
↓↓
比較 | リース | ローン |
---|---|---|
「契約内容」 | 「リース(借りる)」定額払い 契約終了後 「返却・買取(購入)・乗り換え」 | 「購入」前提の定額払い |
「車両価格」 | 予測車両価格 (ローンより安い) | 全額 |
「金利」 (利子・利息) | なし | あり (年利1~10%) |
「頭金」 (初期費用) | 基本なし (どちらもOK) | 基本あり (どちらもOK) |
「諸費用(維持管理)」 | 〇 (車検・税金・保険・点検など込み) | × (自分で手続き) |
「走行距離制限」 | 制限あり (買取なら制限なし) | 制限なし |
「審査」 | 〇 (通りやすい) | △ (厳しい) |
上の比較表だけ見ても、2つの違いは、なんとなく把握できるかと思いますが、
これから、「カーリース(車サブスク)」と「カーローン」の違い(メリットデメリット)について、もう少し詳しく解説していきます。
「どっちがお得なのか?」という判断の参考にしてみてください。
※もし、“「リース」と「ローン」とは、そもそも何なのか?(どんな契約方法なのか?)”ということが知りたい方は、以下の緑のボタン(+)を押して、確認してみてください↓↓
「カーリース」とは、“車を借りて(リース)契約”する形となっており、「返却」が基本のサービスとなっています。
ただし、カーリースはサービス拡大で「買取(購入)」にも対応してる業者が多くなってきており、最終的には自分の車として所有できる仕組みに変わってきています。
対して「カーローン」は、“購入”を前提として月々定額払い(返済)をしていくサービスです。
リースのように、返却か購入か?などの選択肢はありませんのでご注意ください。
「車両価格」は、カーリースのほうが安くなる…
まず、カーリース(車サブスク)とカーローンを比較していくと、
⇒「車両価格」の違いが挙げられます。
リース・ローンの車価格の違いをまとめると、以下のようになります。
↓↓
つまり、、
「ローン」の場合、車の“全額”を支払う形で、月々返済していくことになるんですが、
「リース」の場合は、将来的な車の価値を算出(残価設定)してから、月々の支払い額を決めるので、ローンよりもずっと安い月額料金になる!というわけです。
ですので、基本的な契約では“”カーローンよりカーリースのほうが安い!“”と覚えておいて問題ありません。
カーローンは「金利(利子・利息)」あり…
また、カーリース(車サブスク)・カーローン比較ですが、
⇒「金利(利子・利息)」の違いもあります。
↓↓
上記のように、「ローン」では、毎月の支払に利息分が上乗せされるんですが、基本的に「リース」では金利(利息・利子)なしで契約できます。
(※ローンの年利率は「1~10%」と、お金を借り入れる場所・信用状況によって異なります。)
ですので、この金利(利息・利子)面でも、カーリースのほうがお得と言えるでしょう。
「頭金(初期費用)」は、どちらも自由…
カーリース(車サブスク)・カーローン比較では、
⇒「頭金(初期費用)」による違いもあります。
以下は、基本的な比較です。
↓↓
以上がリースとローンによる「頭金(初期費用)」の基本的な違いですが、
これについては、どちらも「あり・なし」に変更できる場合が多くなっています。(「ボーナス払い」も同じく)
ただ基本的には、上のような違いが一般的ですので、軽く頭に留めておいて頂ければと思います。
「頭金」を入れて契約することで変化するのは、その後の支払い負担率です。
- 「頭金あり」⇒なしの場合より、月々の支払いが安くなる
- 「頭金なし」⇒ありの場合より、月々の支払いが高くなる
頭金ありで契約する場合は、もちろん初期費用が高くなりますので、ご自分の状況に合わせて選択してみることをおすすめします。
「維持管理」は、リースのほうが楽…
カーリース(車サブスク)とカーローン比較では、
⇒「維持管理」の違いも重要なポイントとなります。
↓↓
このように、リースとローンでは、“車の面倒な手続きを、お任せできるか?”というのも大きな違いとしてあります。
カーローンの場合は、基本的に自分で手続きを行う必要があるのですが、
カーリースでは、たいていの手続きを代行してくれるメリットがあります。
ですので、もし「車手続きに詳しくないけど、車に乗りたい…」というのであれば、カーリース(車サブスク)を前向きに検討してみるとよいでしょう。
リースは「契約の選択肢」が多い…(買取・返却・乗り換え)
他にも、カーリース(車サブスク)とカーローンを比較していくと、
⇒「契約の選択肢」という違いも出てきます。
↓↓
このように、ローンでは「購入一択」なのに対し、リースでは「買取・返却・乗り換え」など幅広い選択肢が用意されています。
ですのでリースの場合、「初めは返却するつもりだったけど、やっぱり買取したい!」というような、急な変更にも対応できるわけです。
また、車の場合、購入すると「処分(売却・廃車)」の手間も出てきます。
なので、“その時の状況に合わせて、柔軟に選択できる”というのは、カーリース(車サブスク)の大きなメリットですね。
「審査」もカーリースのほうが、簡単で通りやすい…
そして、カーリース(車サブスク)とカーローン比較では、
⇒「審査の通りやすさ」にも違いがあります。
↓↓
リースとローンは、どちらも月々支払いで車を利用していく形なのですが、
ローンの場合は、車費用を全額支払う購入が前提となるため、リースよりも審査が厳しくなる傾向にあります。
ですので、同じ条件で審査を受けても「ローンでは通らなかったけど、リースでは通った!」ということもよくあります。
もし「審査に通るか不安…」という方は、カーリースを前向きに検討してみることをおすすめします。
ローンと比較して、カーリースの「デメリット」は?
ここまで、カーリース(車サブスク)の良い点ばかり紹介してきましたが、
「リースのほうが悪い点はないの?」
と疑念を抱いた方も多いかと思います。
そこで、この疑問についてお答えすると、
1点だけリース契約で、注意すべき点(デメリット)があります。
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上記で示した通り、カーリース(車サブスク)には「走行距離制限」という制約があります。
これは、購入を前提としている“ローンにはない”欠点で、リース側唯一のデメリットと言えるでしょう。
とはいえ、リース契約でも「買取」を選択した場合は、“走行距離制限なし”となりますので、リースでも自由に走行が可能となります。
また、返却を前提とした“走行距離制限あり”の契約だとしても、実際のところ、そこまで不安になる必要もないかもしれません。
というのも、制限は付いていますが、(長距離移動を頻繁にする人以外は)そこまで気にしなくてもいい距離設定になってることも多いからです。
(※詳しい理由は、「カーリース(車サブスク)「走行距離制限」で知っておくべき3つのこと!【平均・目安】」を参考)
このように、「走行距離制限」の問題だけ気をつけておけば、
⇒基本的には「カーリース(車サブスク)」を選択するのがおすすめになります。
おすすめ「カーリース(車サブスク)」はどこ?
「どの“カーリース(車サブスク)業者”がおすすめなの?」
今回リースとローンを比較した結果、このように思った方も多いかもしれません。
そこで、以下にいくつか参考になるリース記事を貼っておきますので、状況に合わせて参考にしてみてください。
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