「軽自動車の車検って、費用はいくらぐらい?」
「どこで受ければいいの?」
…もし、このようなことでお困りの方は、今回のページが役に立ちます。
「軽自動車の車検に“必要な知識”を一から学びたい…」
このように思っている方は、ぜひ今回の記事を順番に見ていってみてください。
車検とは
車検とは、車に乗る上での安全基準を満たしているか?を検査する制度のことです。
(※車検の正式名称は「自動車検査登録制度」)
車検は、一部の特殊な自動車と250cc以下のバイク以外は、定期検査が法律で義務付けられています。(もちろん「軽自動車」も車検が必要です。)
また、車検のタイミングですが、新車登録後の初回は「3年」、それ以後は「2年」ごとに車検を受ける必要があるので注意しておきましょう。
軽自動車の車検費用はいくら?内訳を紹介!
ではここから「軽自動車の車検費用」について解説していきます。
まず、車検費用(軽自動車)の大まかな金額目安を紹介すると、
⇒「約5万円~10万円」が平均的となっています。
(※古い車ほど、修理や部品交換が多くなるので、費用が高くつく傾向があります。)
ですので、軽自動車の車検を受ける際は、事前にこのぐらいの資金を準備しておくことをおすすめします。
以下では、軽自動車の車検費用の「内訳」を紹介していきますので、詳しく知りたい方は参考にしてみてください。
「自動車重量税」
まず、軽自動車の車検でかかる費用として「自動車重量税」があります。
自動車重量税とは、自動車の重量に応じて課される税金です。
軽自動車の場合、1年3,300円(一律)で、車検ごとにまとめて支払う仕組みになっています。
つまり、新車登録直後なら「9,900円(3年分)」、それ以外は「6,600円(2年分)」になります。
「自賠責保険料」
軽自動車の車検費用には「自賠責保険料」も含まれています。
自賠責保険とは、交通事故による人身傷害の賠償金を補償する保険です。(※自賠責保険は加入必須の義務保険)
車検時に支払う「自賠責保険の費用(軽自動車)」については「2万円前後」と考えておけばOKです。
沖縄県や離島に住んでる場合、自賠責保険料はもっと安くなるんですが、それ以外の方は約2万円と覚えておけば問題ありません。
もし、軽自動車の自賠責保険料について詳しく知りたい方は、以下の記事で解説していますので参考にしてみてください。
「印紙代」
また、軽自動車の車検費用には「印紙代」という種類もあります。
印紙代とは、車検手続きの際に発行する書類などにかかる手数料のことです。
(※印紙代は「法定費用」の1つなので、どこで車検を受けても発生します。)
印紙代の費用(軽自動車)は「2,200円」。
車検時にかかる印紙代は、2023年から数百円値上がりしており、今後も価格変動の可能性はあります。
ただ、印紙代の料金目安としては、上記の金額を基準に覚えておけばそこまで問題ないでしょう。
「点検・整備費用」
軽自動車の車検では「点検・整備」費用も発生します。
点検・整備では、車が公道を走るのに十分な基準を満たしているか?などを調べます。
車検での点検・整備費用(軽自動車)は「平均1万円~5万円」となっています。
この点検・整備費用に関しては、車の状態によって大きく変わり、修理や部品交換が多くなるほど費用が高くなります。
つまり、年数の経った中古車ほど高い料金になる可能性が高いので注意しておきましょう。
「その他手数料」
また、軽自動車の車検では「その他手数料」もいくつか発生する場合がありますので注意しておきましょう。
その他手数料の費用としては「1万円~2万円」程度と考えておけば問題ありません。
ここまで軽自動車の車検費用の内訳を紹介してきましたが、
✓合計すると「5万円~10万円」ほどかかる計算となります。
なので、軽自動車の車検の際は、この金額を目安に準備しておくことをおすすめします。
軽自動車の車検は、どこで受けられる?(場所)
「軽自動車の車検は、どこで受けられるの?」
このように疑問に思ってる方も多いかもしれません。
そこでここからは「軽自動車の車検が受けられる場所」について紹介していきます。
軽自動車の車検が受けられる場所は、いくつかの選択肢がありますので、ぜひ自分に合った場所を選んでみてください。
「ディーラー(自動車販売店)」
まず、1つ目が「ディーラー(自動車販売店)」です。
ディーラーとは、新車や中古車などを専門に販売している店のことで、外からでも車の展示が見えたりするような場所がそうですね。
軽自動車の車検は、ディーラーでも受けることができます。
自動車ディーラーで車検を受ける「メリットデメリット」は以下の通りです。
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「カー用品店」
続いて紹介するのが「カー用品店」です。
カー用品店とは、自動車用品を専門に販売しているお店です。タイヤからシート・ミラーなど、さまざまなアイテムを手に入れることができます。
カー用品店では、軽自動車の車検を行っている所も多く、常駐しているプロの整備士が対応してくれます。
(※カー用品店の例としては「オートバックスやイエローハット」などが挙げられます。)
カー用品店で車検を受ける「メリットデメリット」は以下のようになっています。
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「ガソリンスタンド」
軽自動車の車検は「ガソリンスタンド」でも受けることができます。
ガソリンスタンドで車検を受ける「メリットデメリット」は以下の通りです。
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「整備工場」
軽自動車の車検をするには「整備工場」という方法もあります。
整備工場とは、自動車の修理・整備を専門としている工場のことです。
整備工場には「認証工場」と「指定工場」という2つがあります。
「認証工場」は、工場内で車検ができない整備工場のことで、車を受け取った後は、陸運局(車検場)に持ち込んでの検査となります。
「指定工場」は、自社工場で車検ができるようになっており、その場で車検手続きをしてくれます。
整備工場で車検を受ける「メリットデメリット」はこのようにまとめられます。
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「車検専門店」
そして、軽自動車の車検では「車検専門店」もおすすめです。
車検専門店は、車検に特化したサービスを提供しており安心感があるのが特徴です。
車検専門店の「メリットデメリット」は以下を参考にしてください。
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ここまで「軽自動車の車検を受けられる場所」について紹介してきましたが、どの場所もメリットデメリットがあります。
ぜひ、ご自分の状況に合った車検場を探してみてください。
軽自動車の車検で「必要な書類」は?
「車検を受ける時に、必要なものって何?」
これから車検を受ける方は、このような疑問をお持ちの方も多いことでしょう。
そこで、ここからは「車検時に必要な書類」について解説していきます。
まず、軽自動車の車検で“必ず持っていく”必要のある書類は、以下の2つです。
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通常であれば、上の2つの書類を持っていけば、車検を受け付けてもらえるでしょう。それ以外は、必要に応じて準備すればOKです。
これから「軽自動車の車検で必要なもの」について、少し詳しく解説していますので参考にしてみてください。
「車検証」
まず、軽自動車車検に必要な書類として「車検証」が挙げられます。
車検証は、助手席前の収納ボックス(グローブボックス)に閉まってあることが多いので確認してみましょう。
「自賠責保険証」
もう1つの必須書類として「自賠責保険証」があります。
自賠責保険証とは、交通事故が発生した際に、被害者への賠償責任を補償するためのものです。
自賠責保険証は、運転の際に携帯する義務がある書類となりますので、こちらも“助手席前の収納ボックス(グローブボックス)”などに閉まってあることが多くなっています。
「軽自動車税納税証明書」
また、ここからは必須書類ではありませんが、「軽自動車税納税証明書」という書類も必要に応じて準備してみてください。
(※軽自動車税納税証明書とは、軽自動車税を支払っているかどうかを証明する書類です。)
軽自動車税納税証明書は、2023年から車検での提示が原則不要となりましたので、基本的には持っていく必要はありません。
ですが、以下に当てはまる場合、軽自動車税納税証明書を車検に持っていく必要がありますので注意しておきましょう。
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「身分証明書」
軽自動車の車検に持っていくものとして「身分証明書」もあります。
(身分証明書は「運転免許証」などでOKです。)
身分証明書に関しては、車検の際に提示が要求されたりすることは、あまりありませんが用意しておくと安心です。
「印鑑(認印可)」
そして、車検を受ける場所によっては「印鑑(認印可)」が必要な場合があります。
(※「認印」とは、特に役所に届け出をしていない普通のハンコのことです)
現在の車検では、自筆サインのみで契約が完了できるようになったので、印鑑が必要になることはほとんどありません。
ですが、車検を受ける場所によっては、印鑑を必須としている所もあるため、事前の確認が必要になります。
確認が面倒な方は、とりあえず印鑑を持って車検に向かえば問題ないでしょう。
【まとめ】軽自動車の車検
ここまで、「軽自動車の車検」について、さまざまな内容を解説してきました。
最後に、今回紹介した情報を以下にまとめておきます。
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軽自動車の車検は(業者に頼む場合)そこまで難しいものでもないので、意外とスムーズに済むでしょう。
ただもし、車検手続きが面倒だったり、車検費用での急な出費を避けたい方は、「頭金なし・ボーナス払いなしの車サブスク(カーリース)」を利用してみるのも手です。
ぜひ今回の内容を参考に、軽自動車の車検を完了させてみてください。